第1回 東京通信大学 情報マネジメント・フォーラム

「情報 × マネジメントのフロンティア」

 東京通信大学情報マネジメント学部では、2020年2月29日に下記の要領でフォーラムを開催いたします。
現代社会を特徴づけるキーワードの1つに「情報」が挙げられるようになって久しいものの、その指し示す意味はますます多様になっています。また、情報を現実世界に応用・活用していく「マネジメント」の領域も多岐にわたるようになっています。
 情報マネジメント・フォーラムは、このような二重の多様性を持つ「情報×マネジメント」について学術的フロンティアを展望します。
皆様のご来場をお待ちしております。

        記

〇日時: 2020年2月29日(土)13:00~17:40
〇場所: 東京通信大学 新宿駅前キャンパス 211教室
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-7-3 コクーンタワー21F
https://goo.gl/maps/8frRWWMNfmavd4tV6
〇対象: 東京通信大学の教員・職員、学生、その他一般。参加は事前登録制。
〇タイムテーブル:
12:30~    受付開始
13:00~13:10 開会挨拶、学部長挨拶、講演者紹介
13:10~14:10 講演[1]:盛山和夫 先生(東京大学名誉教授)
14:10~15:10 講演[2]:前田幸男 先生(東京大学大学院情報学環教授)
<休憩>
15:30~16:30 講演[3]:安部雅仁 先生(北星学園大学社会福祉学部教授)
<休憩>
16:40~17:40 質疑応答、学部教員コメント、総合討論
17:40     閉会挨拶

〇講演の標題と概要

講演[1]「変容する情報環境における社会科学研究のありかた」(盛山和夫 先生)

今日、社会科学研究をとりまく情報環境は大きく変容している。従来から一般的に活用されてきた社会調査データや統計データの収集に困難や不適切さの問題が生じる一方で、さまざまなビッグデータや実験データのほか、映像データなど多様なデジタルデータが取り入れられ、さらには分析手法の面でも著しい進展がみられている。こうした背景のもと、社会科学研究の新しい可能性と、研究方法と研究課題の見直しと革新の方向性について論じる。

講演[2]「社会調査データの保存と共有について」(前田幸男 先生)

この講演では社会調査データの保存と共有に関わる話題を提供する。前半では、制度的、技術的、そして政策的論点を概観する。具体的には諸外国におけるデータ共有基盤、データの保存と共有に必要な手続き、そして最近の政策動向を確認する。後半では、2018年度より日本学術振興会が実施している人文学・社会科学データ・インフラストラクチャー構築推進事業を概観する。特にデータ共有を促すために整備を進めている総合データ・カタログ(仮称)について紹介する。

講演[3]「医療情報のマネジメント-電子記録の活用目的と方法」(安部雅仁 先生)

「医療情報のマネジメント」の一つとして、現代では電子記録の活用方法が問われ、これが医療IT化の方向を規定する要因にもなっている。電子記録は、具体的にEMR(Electronic Medical Record)、EHR(Electronic Health cord)、PHR(Personal Health Record)を指している。本講演では、これらの内容と基本的な活用方法を整理した上で、主にアメリカの事例を参考に日本の医療IT化の方向と課題を考える。

〇参加登録: こちらのフォームから受け付けます。
https://forms.gle/cS2294GS4t9hzZwf9

*参加費:無料
*定員:100名
*参加登録の締切:2020年2月26日(水)
 締切日前に定員に達した場合、参加登録を締め切ります。。
*場内誘導等、参加に際し特別な配慮を必要とされる方は、予めご相談ください。

〇その他
*上記の内容は変更する場合がございます。

主催: 東京通信大学 情報マネジメント・フォーラム企画会議

問合せ(E-mail): info.mgmt.forum[at]internet.ac.jp
 (送信の際は[at]を@にしてください)

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