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          第21回 数理社会学会大会プログラム 

日時:1996年3月29日(金)~3月30日(土) 
場所:あがたの森文化会館  TEL:0263-32-1812  
大会委員長 遠藤 薫(東京工業大学) 
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大会参加費は以下のとおりです.
参加費   一般(会員)  2,000円, 学生・院生(会員)  1,500円
      一般(非会員) 2,500円, 学生・院生(非会員) 2,000円
懇親会費  一般     6,000円, 学生・院生     4,000円
なお,不明な点については下記へお問い合わせください.
実行委員会事務局 数土直紀(信州大学) 
TEL:0263-35-4600(内線:3152) E-mail:naosudo@gipac.shinshu-u.ac.jp 

【3月28日(木)】

 15:00~18:00 編集委員会 (信州大学人文学部2F会議室)
 18:00~21:00 理 事 会 (信州大学人文学部2F会議室) 

【3月29日(金)】

 8:30~ 開場・受付開始
 8:50  開会         大会委員長 遠藤 薫(東京工業大学) 

I.午前の部(9:00~12:15) 

第I部会(A会場):合理的選択理論の応用と展開(9:00~11:00)
           司会:志田基与師(横浜国立大学) 
1.リベラルパラドクスとしての脳死問題
               小林 盾(東京大学)         20+10=30分
2.「いじめ」の経済分析 -ゲ-ム論的アプロ-チ-
               ○ 岡村 誠(帝塚山大学)           20+10=30分
                 柴田愛子(帝塚山大学)
                 森 徹(帝塚山大学) 
3.多選択肢協力ゲ-ムによる新たなパワ-指数の考案
            -協力的状況における勢力関係の分析のために-
                             近藤博文(東北大学)               20+10=30分
4.格子上の集団における協力の進化
                            ○ 中丸麻由子(名古屋大学)         20+10=30分 
                               松田裕之(九州大学)
                               巖佐 庸(九州大学)

  (コ-ヒ-ブレイク:15分) 

第II部会(A会場):ミクロ-マクロ・リンクの数理モデル(11:15~12:15) 
            司会:土場 学(九州大学) 
1.マ-トン理論概念と意図せざる行為の結果の数理モデルについて
                山口一男(シカゴ大学)             20+10=30分
2.複合主体系(Poly-Agent System)の形式化の試み
             -モデル参照型意思決定問題による内部モデルを持つ主体の記述-
                            ○ 兼田敏之(愛知県立大学)         20+10=30分
                               木谷 忍(東北大学)

 12:15~13:30 昼食 

II.午後の部(13:30~17:30) 

第III部会(A会場):差別とジェンダ-(13:30~14:45)
                  司会:佐藤 裕(富山大学)
1.差別の定義の再検討         古宇田千恵(中央大学)             10+ 5=15分
2.差別意識論に関する一考察
            -差別意識の生産・再生産過程モデルの構築-
                              豊島慎一郎(関西学院大学)        20+10=30分
3.アメリカ社会学における性別職務分離研究とジェンダ-の理論化
                              合場敬子(東京大学)              20+10=30分

 (コ-ヒ-ブレイク:15分) 

第IV部会(A会場):書評シンポジウム(15:00~16:30)
      『制度論の構図 -制度論の新展開-』
                 司会:井上 寛(九州工業大学)
1.合理的選択理論,ゲーム理論への言及に限定して
                               久慈利武(三重大学) 
2.理念と行為 -Bringing Social Action Back In- 
                               佐藤嘉倫(東北大学) 
3.行動主義は否定されたのか? -『制度論の構図』を読む- 
                               数土直紀(信州大学)
リプライ 盛山和夫(東京大学) 
質疑応答 16:30~17:30 

総会 18:00~20:00 
懇親会「ホテル花月 レストラン」(TEL:0263-32-0114) 

【3月30日(土)】 8:30~ 開場・受付開始 

III.午前の部(9:00~12:10)

 ご注意:第V部会と第VI部会は2つの異なる会場で同時に開催します. 

第V部会(A会場):社会的相互作用と社会過程モデル(9:00~12:10)
                     司会:与謝野有紀(奈良大学)
1.Affect Control Theory(ACT)の日本での展開
                               ○ ハ-マン・スミス(共立女子大学) 
                                  池 周一郎(帝京大学)        20+10=30分
2.オンライン議会・集団思考の抑制・市民の政治参加 
                                  岩井 淳(東京工業大学)      20+10=30分

      (コ-ヒ-ブレイク:15分) 

3.状況意味論による,ある流言展開過程のフォ-マライゼ-ション 
                                  籠谷和弘(東京工業大学)      25+15=40分
4.霊長類の数理社会学(4) -資源の価値を伝えるシグナル- 
                                  大浦宏邦(京都大学)          20+10=30分
5.認知資本としての信頼          山岸俊男(北海道大学)          30+15=45分 

第VI部会(B会場):社会的ネットワ-クと価値意識の計量分析(9:00~12:10)
                      司会:宮野 勝(中央大学) 
1.「加重声価法」による地域有力者の分析
             -ハブとブリッジの概念を中心に- 
                                  山口 洋(金沢大学)      20+10=30分
2.加重声価法(Bonacich中心度)の改良並びに一般化
             -ネットワ-クによる有力者の順位付け- 
                                  松田光司(龍谷大学)          20+10=30分

      (コ-ヒ-ブレイク:15分) 

3.現代日本における未婚化の要因 
             -価値意識の変化による選択の変化- 
                                   神山英紀(東京大学)         30+10=40分
4.新党支持と社会階層,社会の評価としての公平感
             -1993年衆議院選挙での日本新党,新生党,新党さきがけ支持の分析-
                                   村瀬洋一(日本学術振興会)   15+15=30分
5.オ-プン・セッション 

   12:10 閉会             大会委員長 遠藤 薫 

(備考) 
1.○印は発表者を示します.
2.20+10=30分は,発表が20分,討論が10分であることを示します.
3.「抜き刷り交換コーナー」を設けます.これまでに書かれた論文・報告書・マニ
ュアル等で配布できるものがあればお寄せください.印刷物だけでなく,自作のコン
ピュータ・ソフトウェアなどもどうぞ.事前にお送りいただいても結構です.「交換
用抜き刷り」と表記して大会委員長宛お送り下さい.
4.「情報交換ボード」を設けます.研究会の案内,著書の紹介,共同研究者の募集,
求人,あるいは「××について,知っていれば教えて下さい」など,本学会の目的に
添うものであれば,カテゴリを問わず歓迎します(サイズA4版を標準とします).
5.「オ-プンセッション」は,正式に申込のなかった方の発表の場です.締切のあ
とでアイデアを思いついた,あるいはたまたま手持ちのアイデアがある,という方は
当日部会が始まるまでに研究理事(富山)まで,お申し越しください.