数理社会学会では学会設立30周年(2016年)記念事業の一環として,日本の社会学の成果を国際発信するために,英語論文集を企画していました.この度2017年12月に,Contemporary Japanese SociologyとしてSage社から3巻セットで刊行されました.すべて定評のある既発表論文からなり,Part 1 Social inequalityin the global societyでは実証研究が,Part 2 Mathematical and rationalchoice sociologyでは理論研究が,それぞれ20本ずつ収められています.執筆者は数理社会学会会員に限られず,1960年代から現代に至る日本社会学の発展の軌跡を,ひろく世界に発信する機会となることを企図しています.
Contemporary Japanese Sociology
Editors: Jun Kobayashi, Junya Tsutsui, and Masayuki Kanai
Preface: Naoki Sudo
https://us.sagepub.com/en-us/nam/contemporary-japanese-sociology/book260782
なお,学会事業であることに鑑み,本学会会員のみ特典があります。詳しくは,学会員向けのメーリングリストをご覧ください.学会員専用の申込用紙はここからダウンロードできます。
(小林盾,成蹊大学,編集代表)