2019年度 一般社団法人社会調査協会シンポジウムのお知らせ

稲葉昭英 会員よりお知らせです。

社会調査協会では以下のシンポジウムを行います。
どなたでも、ご来場いただけます。非会員の方は、下記のメールアドレス宛、ご来場の希望を事前にお知らせいただけますと幸いです。

「公的統計不正問題を考える」
1.公的統計における統計家の役割と今後の課題 小林良行(総務省統計研究研修所)
2.EBPMと統計不正 川口大司(東京大学)
3.統計を作る者と、統計を使う者 鈴木督久(株式会社日経リサーチ)

司会 大槻奈巳(聖心女子大学)

 毎月勤労統計調査の手続きに不正があったこと、統計法で定められた国の基幹統計の実施や集計において問題があったこと、などが明らかになっています。
 日本社会学会理事会、社会学系コンソーシアム理事会は、声明の中で、今回の統計不正には、法令違反に関わる問題、統計学的な不適切さに関わる問題、そして統計調査を支える組織や人員に関わる問題という、関連しながらも異なる側面の問題が関わっていると指摘しています。

 シンポジウムでは、とくに統計学的な不適切さに関わる問題として、全数調査が抽出調査に変わった経緯や、そもそも方法論的には抽出調査もありえるのになぜ全数調査なのか、組織や人員に関わる問題として、統計を作る職員数や予算の大幅な削減についてなど、調査方法を中心に今回の問題の本質を探りたいと考えています。

日時:2019年11月17日(日) 13:45~16:00(13:15~受付開始)
会場:嘉ノ雅 茗渓館 茗渓の間 (茗渓会館2F)
〒112-0012 東京都文京区大塚1-5-23(丸ノ内線 茗荷谷駅から徒歩約1分)

連絡先  一般社団法人 社会調査協会 事務局
tel 03-6273-9784 fax 03-5684-0374
e-mail  sck.main@jasr.or.jp  URL  http://jasr.or.jp/

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